海外ウエディング

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海外ウエディングには憧れるけれど実情はどうなのか、実際にどうやって行動したらいいのか。
海外ブライダルでの素朴な疑問について解決していきましょう。

国内で挙式を挙げる場合と海外で挙げる場合に違いがあるのでしょうか。
海外挙式では30分間ほどかけて結婚式を挙げた後に、ゲストと会食パーティを開くのが一般的です。
日本のように披露宴ほど大げさに行うのではなくあくまでカジュアルなお食事会です。

海外ウエディングといえばブライダルの本場ハワイですが、近年ではヨーロッパやアジア各国のビーチリゾートや南太平洋上の島々で行う人が増えてきています。
海外ウエディングのいいところは海がきれいで自然の景色の雄大さです。
ですから基本的には海がきれいな場所が好まれます。
海を見ながらチャペルでの挙式、歴史あるチャペルで荘厳に行われる挙式、中には世界遺産や船上で行う人もいます。

実際に海外ウエディングを行いたいと思ったら、日本国内にあるブライダル会社に手配を頼めば大丈夫です。
本人が直接海外の会社とやりとりする必要はありません。
海外の挙式関連に強いウエディングプランナーやブライダル会社、旅行会社などに依頼をして自分の希望にあった場所を探してもらうといいでしょう。
挙式当日も現地スタッフが仕切ってくれるので安心です。
申込みは約半年前には行いたいものです。
遅くても3ヶ月前に申し込めば手配してくれるところもあります。
まずは数社回って自分の思い描くブライダルプランを実現してくれる信頼できる会社を見つけましょう。
一生に一度の結婚式です。
悔いを残すことなく自分の思い描くプランを全て実現できるように夢を託すことができる担当者を見つけましょう。

海外挙式

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近年は海外ブライダルパックも人気で海外のリゾート地で挙式してそのままハネムーンというパターンのカップルも多くいます。
旅行会社などでも競って海外のブライダルパックを展開しています。

挙式を海外で挙げてハネムーンが兼用できると、手配が楽な上に、移動も楽でさらに価格もリーズナブルになってお得ということがあります。
海外挙式の魅力はハネムーンが兼用できる以外にもまだまだあります。
何よりもその景色に魅力があります。
日本では決してみられないような雄大な景色、どこまでも続く水平線、鮮やかな海の色とその広さ、このような中で挙式ができることはとても感動的で非日常を味わうことができます。
さらにチャペルにしても日本より歴史のある教会が海外には多くあります。
その歴史と伝統を自然の雄大な景色の中で感じながら厳かに結婚式を行えるのがまた魅力です。

また海外という開放感から結婚式に参加する両家のゲストも会話に花を咲かせることができます。
何よりゲスト自身が楽しめます。
両家の親同士も堅苦しい場ではなく、美しいリゾート地で笑顔で会話がはずむことでしょう。
また挙式日の前後に新郎新婦とゲストが外出したり遊んだりすることもできます。
遠い地まできてもらったゲストと一緒に海外で素敵な思い出を作れることも海外挙式の魅力です。

海外挙式を選ぶ人の理由のひとつに「親孝行」をあげた人がいます。
「両親が海外旅行に行った事がないから」、「普段忙しい両親を遊ばせてあげたかった」など両親へ海外旅行をプレゼントするという意味を込めているカップルも多いようです。
海外での結婚式は限られたわずかなゲストしか招待できません。
そのため多くの人は日本に帰国した後、友人や知人を集めてお披露目パーティをするようです。

結納

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ブライダルで重要なのは結婚式だけではありません。
その前に最大の難関「結納」があります。
結婚式の準備と平行して結納についても準備を進めなければなりません。
結納は両家の親同士を合わせる大事な場だからです。

結納とは、婚約の儀式です。
昔からの伝統に則って、女性側の実家を男性側が両親と共に訪問し結納品を納めるその後結納返しを女性側が行うという方法があります。
最近ではホテルのレストランでブライダルパックとして「結納パック」などを準備しているので、簡単にホテルで行う若者も増えています。
ホテルならば食事もそこで用意されるし、結納の仕切りもホテルが行ってくれるからです。
また結納と結納返しを二回行う必要なくホテルで双方が一度にまとめて行えるのも便利です。
さらに簡略化した形ですと、レストランなどで両家の顔合わせの食事会程度で、結納品はなく婚約指輪や記念品の交換だけというケースも増えています。
しかしながら「結納」を行うカップルは4組に1組と意外に多いのが現状です。

結納を行うかどうかは、両家で話し合って決めることです。
また行う形式についてもきちんと両家で話し合って決めましょう。
仲人をセッティングする場合は、結納に仲人も呼ぶ必要があるためスケジュール調整も必要となります。
結納は結婚式の6ヶ月前くらい、遅くとも3ヶ月前くらいまでに行うようにします。
男性はスーツで女性は振袖などの和服かスーツ、フォーマルなワンピースなどを着ます。
費用の目安としては、結納を行う食事代込みの会場代が約14万円、結納品が約20万円、結納金は平均80万円、結納返しは平均30万円として両家相殺分を考えて130万円程度かかるのが平均的金額です。

試着

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ブライダル衣装の試着をするときは、どのような点に注意してチェックすればいいのでしょうか。
ドレスや着物を着た姿を見ることはもちろん、柄やドレスを身につけた自分のボディラインが美しくでているかどうか。
また胸元や襟元にも注意しなければなりません。
あまり大きく開きすぎていると、おじぎをしたときに胸元がぱっくりみえてしまい結婚式当日恥をかいてしまいます。
またじっと立ったままではなく、ドレスを着て実際に歩いてみましょう。
動いたときにドレスに変なシワがよらないか、デコルテができないかをチェックします。
正面をみて立ったとき、上半身部分にシワがよっていたらサイズが合っていません。
サイズ調整して着られるか、デザインによっては調整できないものもあるので確認してみましょう。
とにかくドレスのラインがきれいにでるかどうかがポイントです。

ドレスのサイズチェックをするときは、まずウエストに余裕があるかをみます。
ウエスト部分のドレスを両脇つまんでみて合計4cmつまめる程度の余裕が必要です。
また立ち姿だけではなく、イスに座ったときにきつくないかも確認します。
ドレスの丈については、床上2cmくらいが歩きやすいです。
若干の誤差範囲であればハイヒールのヒールを高くすることにより調整できます。

また着物を試着するときは、首もとがVに開いたシャツを着て行くようにしましょう。
着物を着たときに見えないようにするためです。
カツラが試着できる場合もあるので、着物を着たイメージがつかみやすいです。

ブライダルの衣装を取り扱うショップはそれぞれ個性があります。
ベーシックなデザインを多く扱うショップ、インポートものを多く扱うショップなどそれぞれです。
自分の好きなデザインがあるショップを探して必ず試着を何度かして気に入ったものを見つけ出してください。

衣装

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ブライダル衣装は女性のとても悩むところです。
とても多くのブライダル衣装があるので、洋装、和装共に悩んで取りおきをしたり、変更をしたり、衣装選びには多くの時間を要します。
本当に自分が着たいと思うドレスに出会うためには、多くのショップを巡ることが大切です。
ブライダルのプロに相談してアドバイスをもらうことも、最近の流行や体のラインをきれいに見せられる自分にあったドレスを選んでもらえるので参考になります。

ブライダルショップに衣装をみにいくときは、できれば予約をしていった方がいいです。
接客中で相手にしてもらえなかったり、2回目以降のときは前回の担当者が接客中だったりする場合もあります。
突然行くと待たされてしまうかもしれないので、予約をしておきましょう。
希望を伝えておけば、ある程度プロがドレスをピックアップして用意しておいてくれるので、効率よく選ぶことができます。

衣装に対するイメージや気に入ったドレスがあればその写真やブライダル雑誌の切り抜きなどをショップに持っていきましょう。
髪の毛がロングの人は、可能ならば髪をアップにまとめて行くと、衣装を試着するときに楽です。
縛っていないと現地で縛らなければならないのでタイムロスです。
またショップにはカメラも持っていきましょう。
気に入った衣装を試着した際に撮影して、客観的に写真をみて衣装チェックができるので選ぶ際の参考になるからです。
特に衣装は鏡の前に立ってみた正面からの姿だけでは決められません。
結婚式当日は後ろからも横からも大勢の人に見られます。
いろんな角度から衣装をきた姿を写真に収めておくといいです。

ブライダルエステ2

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それでは実際にブライダルエステを行うときに疑問に思うことをいくつかあげてみます。
まず実施時期についてです。
だいたいいつぐらいからブライダルエステを開始すればいいのでしょうか。
多くの人が結婚式の1ヶ月ほど前から直前ケアコースを行っています。
しかし半年前からブライダルエステに通って念入りに準備する人も増えてきました。
当然念入りに行った人の方が美しさもアップします。

ブライダルエステにかかる費用おおよそいくらくらいで、皆さんいくらくらい使っているのでしょうか。
多くの人は2万円~4万円程度を使うようです。
しかし上には上がいるので、平均費用とすると約7万円です。
ブライダルエステをする人の数も、費用をかける額も年々増加傾向にあります。

このブライダルエステの費用については、ほとんどの人は花嫁が負担しているようです。
自分のためだからと、このブライダルエステの費用を結婚式の費用として両家で分配することは少ないようです。

ブライダルエステを行うお店選びは、知人のすすめるところであったり、インターネットで検索したところであったり、結婚情報誌の掲載店であったりします。
安心して通える自分にあったお店を探してみましょう。

エステに行くときは特に必要な持ち物はありません。
化粧も落とさなくてもシェービングはできますし、現地でクレンジングを使って落としてくれるので必要ないと思います。
お店によって対応も違うと思うので行く前にきちんと確認していきましょう。

ブライダルエステ

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結婚式当日、新婦は人生で一番輝いて美しい日でなければなりません。
結婚式当日は多くの人がいろんな角度からあなたを眺めます。
どこから見られてもいいように頭の先から爪の先まで完璧にきれいにしましょう。
そうなるためにプロの力を借りて最高にきれいな花嫁を目指しましょう。
そのために挙式の数日前からブライダルエステをして磨きをかけます。

ブライダルエステは通常のエステとは違い、挙式当日へ向けて花嫁のコンディションを整えて集中的にケアするのが目的です。
ブライダルエステでは、きれいにウエディングドレスを着こなせることに注力してケアします。
顔をそりやまゆそりをして化粧がのりやすくし美しく見えるのです。
さらにドレスや着物から見える手の先までもケアします。
もちろんネイルのお手入れもあります。
結婚式では指輪の交換など指先、手のひらを見せることが多々あるのでハンドケアは必要です。
ドレスを着ると背中や首も見えるので背中の産毛をそったり首のうなじをそったりもします。
背中などドレスから見える部位はマッサージや保湿をしてきれいにします。
このように外見を磨くと同時に結婚式の準備で疲れている花嫁をリラックスさせるという効果もあります。

またフェイシャルエステでマッサージやパックをしてハリのある肌を手に入れます。
当日に向けて肌の調子を整えていくことも大切です。
疲れやストレスで当日肌がボロボロになっていては大変です。
結婚式に向けての気持ちを高めていけると同時にゆったりとした時間が過ごせるいい機会です。
ブライダルエステはおすすめです。

見積りの落とし穴2

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引き続き見積もり表の注意項目を見ていきます。

ブライダル装花についてはかなり金額が増減します。
初回の見積りには、最低ランクの花がひな壇とゲストのテーブルに置く分だけの費用を見積りにいれます。
しかし花のランクをあげたり、招待客が増えてテーブル数が増えたり、ウエディングケーキの周りやマイクスタンドなど花を増やせばその分費用も高くなります。

引き出物については会場以外の場所で注文すると持込料が別途発生します。
写真やビデオなども会場以外の人に頼むと持込料が発生します。

また当日何か他の荷物を持込すれば持込料をとられることがあります。
ブライダルエステや前撮り、招待客の交通費や宿泊費、BGMのCDや追加料金、子供へのおもちゃやお菓子代なども見積もり表には組み込まれていませんから別途お金が必要になることを知っておきましょう。

これだけあると見積もり表をみるのも大変です。
基本プランの見積り表といろいろ加えたそれ以外のパターンの見積り表をもらって見比べるとわかりやすいかもしれません。
見積り表をみて考えることは、ふたりで何を優先にするかその順位をつけておくことが大切です。
迷ったとき、予算オーバーしたとき、これは譲れないこれは削れると一目瞭然その順位通りに削っていけばいいのです。
例えばゲスト向けのブライダル用のお料理はやはり豪華にしたいとか、ブライダルギフトには拘りたいので引き出物は安くできないとか、一生に一度のことなのでブライダル写真やビデオには拘りたいなどふたりにとっての重要ポイントを決めておきましょう。

見積りの落とし穴

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見積り表でうっかり見落としがちなポイントがあります。
見積りの落とし穴に気づかないであとで請求書をみてびっくりなんてことがないようにチェックしてみましょう。

まずブライダル用のコース料理についてです。
人気はフランス料理や和洋折衷料理です。
見積り表に載っている金額は、招待客分の一般的なコース料理です。
招待客の中にお子さんがいる場合は、子供用メニューを頼むことを忘れないようにしましょう。
また招待客の中でアレルギーがある人などへの配慮も忘れないようにしましょう。
これらは全て事前に担当者を通じてレストランへ要望をだしておくようにしましょう。
もちろんその際の費用確認も忘れずに。

食事の際にフリードリンクがコースにセットされていますが、フリーで頼むことができる飲み物が特定されている場合が多いです。
当日招待客がフリードリンク対象外の飲み物を頼めば、後日その分の請求も加算されますから注意が必要です。
また最初の乾杯の際のシャンパンや待合室に用意するウェルカムドリンクについても別料金になることがあるので確認しましょう。

ヘアメイクなどの美容関連についても出費がかさみがちです。
和装ならば着付け料が別途必要となったり、洋装でもベールをはずしてティアラにつけかえるだけでも別途技術料が必要になったりします。
結婚式に向けてヘアスタイルなどを事前に打ち合わせするヘアメイクリハーサルもプランに組み込まれている場合と別途有料で費用が発生する場合があります。
またウエディングドレスの下に着る下着などはブライダル用のものを身につけるので、衣装代とは別に購入しなければなりません。
ドレスのティアラなどの小物も別途料金が必要になることもあるのできちんと確認しましょう。

見積り

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ブライダルフェアを回って会場をおおよそ絞ったら実際にかかる費用の見積りを出してもらいましょう。
一番最初にブライダル窓口でおおよその見積りをだしてもらい、その後3回は見積り表をだしてもらうと安心です。
最初のはあくまで最低限必要なものしか費用に組み込まれていません。
その後衣装や装花、写真など加えていくうちに料金はどんどん変わっていきます。
予算オーバーにならないように見積り表は何度も出してもらう方がいいです。
最終的な支払を聞いて驚くことがないように。
3回ほど出してもらうのが一般的です。
1回目はブライダルフェアを訪れて最初に相談をもちかけたときです。
2回目は会場決定をしたときに、招待客人数や料理のランクなど具体的な内容をある程度盛り込んで見積りを出してもらいます。
3回目は決めた会場で打ち合わせをして新しい内容を組み込んだらその都度もらうといいです。
1回目の見積りから最終見積りまでの間にはかなり金額がUPすると思います。

この見積り表をみながら、お金の準備、両家の支払配分の決定などを行うといいです。
費用は招待客の人数の増減によってかなり変わります。
ある程度人数は早めに固定したいものです。
あれもやりたいこれもやりたいとオプションをどんどん追加すると予算オーバーするので注意しましょう。
あらかじめ予算の上限をきちんと決めておくことも大事なことです。
予算オーバーした場合は、削れるものは削ってゆずれないものは残すときちんと線引きをしましょう。

いろいろやりたいことがあって悩んでいるときは、全て組み込んだMAXの見積り表をもらっておくといいです。
そこから削っていけば費用が計算できるので具体的に把握しやすいです。
見積り表をもらったら、最低限必要な項目、ランクアップして金額が変わった項目、アイテムを追加した項目、招待客の増減で金額が変わる項目などに分けてチェックをつけておくと予算をあとで見直すときにわかりやすいです。