身近な情報発信でタグ「見積り」が付けられているもの

見積りの落とし穴2

|

引き続き見積もり表の注意項目を見ていきます。

ブライダル装花についてはかなり金額が増減します。
初回の見積りには、最低ランクの花がひな壇とゲストのテーブルに置く分だけの費用を見積りにいれます。
しかし花のランクをあげたり、招待客が増えてテーブル数が増えたり、ウエディングケーキの周りやマイクスタンドなど花を増やせばその分費用も高くなります。

引き出物については会場以外の場所で注文すると持込料が別途発生します。
写真やビデオなども会場以外の人に頼むと持込料が発生します。

また当日何か他の荷物を持込すれば持込料をとられることがあります。
ブライダルエステや前撮り、招待客の交通費や宿泊費、BGMのCDや追加料金、子供へのおもちゃやお菓子代なども見積もり表には組み込まれていませんから別途お金が必要になることを知っておきましょう。

これだけあると見積もり表をみるのも大変です。
基本プランの見積り表といろいろ加えたそれ以外のパターンの見積り表をもらって見比べるとわかりやすいかもしれません。
見積り表をみて考えることは、ふたりで何を優先にするかその順位をつけておくことが大切です。
迷ったとき、予算オーバーしたとき、これは譲れないこれは削れると一目瞭然その順位通りに削っていけばいいのです。
例えばゲスト向けのブライダル用のお料理はやはり豪華にしたいとか、ブライダルギフトには拘りたいので引き出物は安くできないとか、一生に一度のことなのでブライダル写真やビデオには拘りたいなどふたりにとっての重要ポイントを決めておきましょう。

見積りの落とし穴

|

見積り表でうっかり見落としがちなポイントがあります。
見積りの落とし穴に気づかないであとで請求書をみてびっくりなんてことがないようにチェックしてみましょう。

まずブライダル用のコース料理についてです。
人気はフランス料理や和洋折衷料理です。
見積り表に載っている金額は、招待客分の一般的なコース料理です。
招待客の中にお子さんがいる場合は、子供用メニューを頼むことを忘れないようにしましょう。
また招待客の中でアレルギーがある人などへの配慮も忘れないようにしましょう。
これらは全て事前に担当者を通じてレストランへ要望をだしておくようにしましょう。
もちろんその際の費用確認も忘れずに。

食事の際にフリードリンクがコースにセットされていますが、フリーで頼むことができる飲み物が特定されている場合が多いです。
当日招待客がフリードリンク対象外の飲み物を頼めば、後日その分の請求も加算されますから注意が必要です。
また最初の乾杯の際のシャンパンや待合室に用意するウェルカムドリンクについても別料金になることがあるので確認しましょう。

ヘアメイクなどの美容関連についても出費がかさみがちです。
和装ならば着付け料が別途必要となったり、洋装でもベールをはずしてティアラにつけかえるだけでも別途技術料が必要になったりします。
結婚式に向けてヘアスタイルなどを事前に打ち合わせするヘアメイクリハーサルもプランに組み込まれている場合と別途有料で費用が発生する場合があります。
またウエディングドレスの下に着る下着などはブライダル用のものを身につけるので、衣装代とは別に購入しなければなりません。
ドレスのティアラなどの小物も別途料金が必要になることもあるのできちんと確認しましょう。

見積り

|

ブライダルフェアを回って会場をおおよそ絞ったら実際にかかる費用の見積りを出してもらいましょう。
一番最初にブライダル窓口でおおよその見積りをだしてもらい、その後3回は見積り表をだしてもらうと安心です。
最初のはあくまで最低限必要なものしか費用に組み込まれていません。
その後衣装や装花、写真など加えていくうちに料金はどんどん変わっていきます。
予算オーバーにならないように見積り表は何度も出してもらう方がいいです。
最終的な支払を聞いて驚くことがないように。
3回ほど出してもらうのが一般的です。
1回目はブライダルフェアを訪れて最初に相談をもちかけたときです。
2回目は会場決定をしたときに、招待客人数や料理のランクなど具体的な内容をある程度盛り込んで見積りを出してもらいます。
3回目は決めた会場で打ち合わせをして新しい内容を組み込んだらその都度もらうといいです。
1回目の見積りから最終見積りまでの間にはかなり金額がUPすると思います。

この見積り表をみながら、お金の準備、両家の支払配分の決定などを行うといいです。
費用は招待客の人数の増減によってかなり変わります。
ある程度人数は早めに固定したいものです。
あれもやりたいこれもやりたいとオプションをどんどん追加すると予算オーバーするので注意しましょう。
あらかじめ予算の上限をきちんと決めておくことも大事なことです。
予算オーバーした場合は、削れるものは削ってゆずれないものは残すときちんと線引きをしましょう。

いろいろやりたいことがあって悩んでいるときは、全て組み込んだMAXの見積り表をもらっておくといいです。
そこから削っていけば費用が計算できるので具体的に把握しやすいです。
見積り表をもらったら、最低限必要な項目、ランクアップして金額が変わった項目、アイテムを追加した項目、招待客の増減で金額が変わる項目などに分けてチェックをつけておくと予算をあとで見直すときにわかりやすいです。

Powered by Movable Type 4.23-ja