神前式

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教会式に続いてポピュラーな挙式の形が「神前式」です。
昔ながらの伝統的なスタイルが魅力的だと昨今のブライダル事情においても人気上昇中です。
日本のやまとなでしこたちが憧れる最も正統派の結婚式の形です。

ホテルや結婚式場にある神殿で挙式を行ったり、神社で本格的に行ったりする人もいます。
着物は古くさい、かつらが似合わない、親族しか参列できないなどの理由で一時期敬遠されていた神前式です。
しかし近年では着物を着たいと願う人も増えて、日本の伝統的なブライダルスタイルが逆に新鮮であるとしてブームになりつつあります。
日本人カップルの約2割の人がこの神前式を選んでいるそうです。

神前式でも、会場の広さなどによって友人や知人が参列できるところもあるようです。
事前にチェックしてみましょう。

神前式の流れとしては、本殿に入場してからお祓いを受けます。
祝詞を奏上して神前にふたりの結婚報告をします。
三三九度をして夫婦となるふたりで杯を交わして契りを結びます。
新郎新婦で誓詞を読み上げます。
その後玉串を神前に捧げます。
指輪の交換をして、親族がお神酒をいただいておひらきとなります。

一生に一度の結婚式です。
ウエディングドレスだけではなく、和装もこのときしか着る機会がありません。
日本の古き良き伝統を感じながら結婚式を挙げるのも素敵だと思います。

神前式は伝統的なものなので、独特の作法が多々あります。
しかし式の流れは斎主や巫女さんが説明をしてくれるので心配ありません。